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電波時計の受信と地震、周波数の関係について

 
電波時計の受信と地震、周波数の関係を調べてみました。

地震の影響で福島県の標準電波送信所(おおたかどや山)が止まり、東日本では電波時計の時刻補正が機能していません。

そこで、可能な場所にある電波時計は九州の佐賀県にある標準電波送信所(はがね山)の電波を受信すればいいということは前回調べて分かった。

しかし、電波の周波数が異なり、おおたかどや山が40Hz、はがね山は60Hzである。

その切り替えというものが必要や否やということが問題である。

最初、電波時計自体に切り替えスイッチのようなものがあるのかといろいろ見たが、どうもそれらしきものはない。

各社のHPでもなかなか答に行きつかない。

それでもいろいろ調べてみると、以下のような結論となりそうである。

【結論】

最初におおたかどや送信所ができて、電波時計が発売されたので、その頃の電波時計は40Hzしか受信できなかった。

その後、九州にも送信所ができたので、その後どちらかを受信できる電波時計や両方が受信できるがスイッチで切りかえるタイプが出た。

その後、自動的に強い電波の周波数のほうを受信する仕組みが開発されて、最近のものはそれに切り替わっている。

というものと推測された。

【経緯】

おおたかどや送信所が稼働し始めたのは1999年6月10日で時の日となっています。

その後2001年にはがね山が稼働しました。

そのため、初期の電波時計は40Hzのみ受信可能でした。

(参考サイト)

http://okwave.jp/qa/q327445.html

次にわかったことは、2003年シチズンが2種類の周波数を自動で切り替える技術を特許出願していました。

ただし、それ以前にも受信する標準電波の周波数の認識手段を設ける方法はあったようですが、複雑だったようです。

(参考サイト)

http://www.patentjp.com/17/R/R100040/DA10007.html

そして、最近発売されているものは、大方自動で周波数を切り替えるタイプに変わっているのではないかと推測されます。

なお、最初調べたときは電波が届く距離は900kmとしていましたが、1000kmというデータもあり、そうなると東京は九州からの電波が届くことになります。

ただし、電波時計の置かれた状況や周りの状況で条件は変わります。

(参考サイト)

http://homepage.mac.com/ueji/radio_watch/what-jp.html

前回書いた記事も参考にしてください。

http://pich100.web.fc2.com/07/0061.html
 

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